コロナの影響で、オンライン面接を実施する企業が増えています。
従来の対面の面接とは違う部分があるので、コツを押さえておきましょう。
あると便利なツールもあるので、事前に用意しておくことをおすすめします。
あなたのオンライン面接の参考になれば幸いです。
オンライン面接に使うツールは下記の5つです。
・オンライン面談ソフト
・カメラ
・イヤホンマイク
・スマホやパソコンを置く台
・ライト(照明)
1つずつ解説します。
オンライン面談に使うソフトを担当者と確認しておきましょう。
最近よく使用されるソフトに関しては、ホストでない場合、インストールの必要がないものが多いです。
企業がよく使うオンラインツールは下記のようなものがあります。
基本的には、企業から送られてきたURLをクリックすればOKです。
代表的なソフトは下記です。
・Skype
https://www.skype.com/ja/
・Zoom
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
・Whereby
https://whereby.com/
・Google Meet
https://meet.google.com/
・Bizmee
https://bizmee.net/
応募企業から指定があるので、前日までに動作確認しておくのが良いでしょう。
当日になって「動かない」などトラブルがあると、印象が悪いです。
できれば、カメラは良いものを買っておくのがおすすめです。
画質の悪いカメラだと、印象が悪いからです。
人の印象は見た目に左右されるので、せっかく良いことを言っても、画面が暗いと「暗い人」に見えて損します。
パソコンのインカメラは画質が荒いものもあるので、必要に応じてカメラを購入しましょう。
200万画素以上あれば、ホワイトボードなどの文字が問題なく読み取れます。
ビデオ解像度は最低でもHD(720p)以上が好ましく、可能ならフルHD(1080p)のモデルを選ぶといいでしょう。
可能であれば、イヤホンマイクを用意しておきましょう。
ストレスなく会話できるようにするためです。
イヤホンマイクがないと、下記のようなトラブルが起きる可能性もあります。
・こちらの声が向こうに聞こえづらい
・あちらの声がこちらに聞こえづらい
・周りの騒音や雑音を拾ってしまう
普通に会話するのも困難だと、面接どころではありません。
念のため、イヤホンマイクは用意しておいて損はないと思います。
スマホやパソコンを置く台も用意しておきましょう。
テーブルにスマホやパソコンを置くと、あなたの顔を下から見る映像になってしまうからです。
面接は顔を正面から見て話すのがマナーなので、スマホやパソコンをあなたの顔の高さまで上げられる台があると良いでしょう。
できれば、ライト(照明)も準備しておくと無難です。
明るい印象が伝わるからです。
照明なしの室内でオンライン面接すると、想像より暗く映ってしまいます。
ライト(照明)を顔の正面から当てることで、かなり明るい印象になるのでおすすめです。
オンライン面接では、下記を事前に準備しておきましょう。
・全身スーツスタイルにしておく
・音声テストをしておく
・自己紹介・志望動機・自己PRは練習しておく
・背景の映り込みを確認し、生活感のあるものは片づけておく
こちらも1つずつ解説します。
下半身が映らないといっても、全身スーツスタイルにしておきましょう。
下記のような理由で、オンライン面接中に立ち上がることがあるからです。
・室内の照明を調節する
・室内のルーターの接続を確認しにいく
不意に立ち上がったときに下半身が私服だと、印象が悪いです。
対面の面接の緊張感をもつためにも、全身スーツスタイルが基本です。
面接前に、必ず音声テストをしておきましょう。
面接が始まってから音声を調整するのは、さすがにマナー違反です。
友人や家族に協力してもらって、事前の音声テストを済ませておくようにしてください。
当たり前ですが、面接の練習はしておきましょう。
スムーズに話せないと、本気度が伝わりづらく採用されにくいからです。
特に下記は重点的に練習しておいてください。
・自己紹介
・志望動機
・自己PR
カンペを使用するのは問題ありませんが、カンペの内容をスラスラ話せるように練習しておかないと不自然です。
また、いかにも「カンペを読んでいる感じ」が伝わってしまうのもNGです。
対面の面接と同じように、必ず練習してから面接に臨みましょう。
どんなに面接で良いことを言っていても、背景に洗濯物や段ボールなどがうつりこんでいては、信頼度が下がります。
背景の映り込みを確認し、なるべく生活感のあるものは片づけておきましょう。
問題がないようであれば、バーチャル背景の設定を行ってもよいでしょう。
オンライン面接が、対面の面接と違う点をメリット・デメリットで解説します。
【メリット】
・空き時間で面接しやすい
・交通費がかからない
・1日に何社も面接できる
【デメリット】
・応募企業を見ることができない
・細かいニュアンスが伝わりにくい
・ネット環境に左右される
ポイントを解説します。
最大のメリットは、移動がないことです。
交通費も移動時間もかからないため、空き時間で面接をすることも可能です。
仕事が忙しい人でも、在職中に面接を進めやすいのは大きなメリットと言えます。
最大のデメリットは、応募企業に行けないことです。
下記のような、面接以外の情報がわかりません。
・社内の雰囲気
・受付の人の対応
・通勤の距離感や時間
ミスマッチを防ぐためにも、時間を見つけて応募企業を見に行くのをおすすめします。
企業によっては会社見学をさせてくれることもあるので、そういった機会は有効活用しましょう。
手軽に面接ができるようになった反面、接続機器の状況チェックや、動作テストなど
オンライン面接ならではの事前準備を怠らないようにしないと、そもそもの面接としての機能が失われてしまう可能性があります。
また、オンラインといっても、面接の基本は変わりませんので、対面と同様に、質問への準備などは行い面接に臨んでください。
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