スムーズな退職6つのコツ | SAN-SUKE

スムーズな退職6つのコツ

スムーズな退職のコツを解説します。
退職に失敗すると気まずい辞め方になってしまったり、トラブルに発展する危険性もあります。
あくまでも目指すべきは円満退職です。スムーズに次のキャリアに進めるように、この記事を参考にしてみてください。

スムーズな退職6つのコツ

スムーズな退職のコツは、下記の6つです。

1.まず就業規則を確認しておく
2.直属の上司に退職の意思を伝える
3.会社の悪口は厳禁
4.本当の退職理由は話さなくてもOK
5.引き継ぎ内容はデータにしておく
6.可能であれば繁忙期を避ける

1つずつ解説します。

1:まず就業規則を確認しておく

最初に、就業規則を確認しましょう。
退職できるまでの期間が書かれているからです。
一般的には「退職を申し出てから1ヶ月で退職」という会社が多いですが、中には退職まで3ヶ月かかる会社もあるため、必ず確認してください。
退職できるまでの期間をもとに、逆算して転職活動をスタートするのがコツです。

2:直属の上司に退職の意思を伝える

退職は直属の上司に伝えましょう。
あなたの管理者であるため、まずは直属の上司に伝えるのがマナーだからです。
くれぐれも直属の上司以外の人に、先に退職を伝えるのはNGです。
直属の上司が「聞いてない!」となり、トラブルになる危険性もあります。
もし上司が忙しくて話をする時間がないなら、上司にきちんとアポをとりましょう。
「◯月◯日の◯時に少しお時間いただけませんか?」というように、きちんと時間をとってもらうのがコツです。

3:会社の悪口は厳禁

退職を伝える際、会社の悪口は厳禁です。
仮に嫌な気持ちをもっているとしても、お世話になった会社なのできれいに退職しましょう。

4:本当の退職理由は話さなくてもOK

退職する理由を聞かれても、すべてを話さなくて大丈夫です。
具体的には、下記のような退職理由でもOKです。

・地元に帰らないといけない
・介護が必要になった
・どうしてもやりたい仕事がある

本当の退職理由を言ってトラブルになりそうなら、言わない方が無難でしょう。
※本当の退職理由を話しても問題なければ、話しても大丈夫です。
ちなみに、転職先の会社名も伝えなくても大丈夫です。
なぜなら、それは個人情報だから。
目的は「円満退職」なので、スムーズに辞められる理由を伝えるのがコツです。

5:引き継ぎ内容はデータにしておく

引き継ぎ内容は、必ずデータに残しておきましょう。
後任者がスムーズに引き継げるようにするためです。
口頭で伝えると後任者が後から見返すことができないため、転職後も質問の電話がかかってくることがあります。
後任者が仕事をしやすいようにするのも、大切な退職のコツです。

6:可能であれば繁忙期を避ける

可能であれば繁忙期の退職を避けた方が良いでしょう。
繁忙期は辞めにくいことがあるからです。
「今やめるのか!?」と思われて険悪なムードになったり、退職がスムーズに進まないこともあります。
閑散期の方がスムーズに辞められるので、可能であれば閑散期を狙いましょう。
※ただし、やむを得ない理由があれば繁忙期の退職も検討しましょう。

もし引き留められた場合の2つの対処法

もし退職を引き留められた場合の対処法は下記の2つです。

・退職する意思だけを伝える
・日付入りの退職届を提出する

こちらも1つずつ解説します。

退職する意思だけを伝える

「退職する」という意思だけを伝えるようにしましょう。
上司は「相談」だと思っており、本気で辞めたいことが伝わってない可能性があるからです。
「辞めようと思っているのですが…」という切り出し方だと相談に聞こえてしまうので、「辞めます」という決定事項だけを伝えるのがコツです。

日付入りの退職届を提出する

それでも引き留められる場合は、日付入りの退職届を提出しましょう。
退職を申し出た日の記録が残るからです。
就業規則に記載されている「退職できるまでの期間」を計算するためにも、「いつ退職を申し出たのか」という記録が必要です。
ちなみに、民法第627条第1項では下記のように定められています。

(引用)
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

過度な引き留めに遭った場合は上記の権利を主張することも可能ですが、いずれにせよ退職を申し出た日にちの記録がないと計算できません。
どうしても辞めさせてもらえない場合は、日付入りの退職届を作成して提出しましょう。

まとめ
最後にもう一度、スムーズな退職の6つのコツをまとめておきます。

1.まず就業規則を確認しておく
2.直属の上司に退職の意思を伝える
3.会社の悪口は厳禁
4.本当の退職理由は話さなくてもOK
5.引き継ぎ内容はデータにしておく
6.可能であれば繁忙期を避ける

また、もし引き留めに遭った場合は下記の2つで対処しましょう。
・退職する意思だけを伝える
・日付入りの退職届を提出する

スムーズに退職するためにも参考にしてみてください。

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