施工管理の転職スケジュールを解説します。
スケジュールがわかっていないと、転職活動が長引いてしまったり、うまく退職できない恐れもあります。
転職活動の手順も解説するので、逆算しながら行動していきましょう
履歴書の正しい書き方を解説するので、参考にしてみてください。
施工管理の転職活動期間は、3~6ヶ月くらいが一般的です。
具体的なスケジュールは下記のとおりです。
1.自己分析【1~3日】
2.転職先に求める条件の設定【1~3日】
3.求人情報の収集【1~2週間】
4.履歴書・職務経歴書の作成→応募【1~2週間】
5.面接【2~3週間】
6.内定・内定承諾【1週間】
7.入社手続きと退職手続き【1ヶ月】
各行程の解説をしていきます。
まずは自己分析から始めましょう。
あなた自身のことを理解していないと、どんな求人を選べばいいかわからないからです。
具体的には、下記のような項目を書き出してみましょう。
・仕事でやりがいを感じたこと
・今の会社で辛かったこと
・今の会社を辞めたい理由
・理想のライフスタイル
・理想の将来像
これらを書き出してみることで、次の転職先のイメージができてきます。
仕事で経験した成功体験や失敗体験をもとに、自分自身の強みや弱み、新しい就職先に対して何が貢献できるのか、等をあわせて考え、キャリアプランを考えてください。
3年後。5年後どのようになっていたいかを具体的にイメージして言語化するといいでしょう。
転職先に求める条件を決めておきましょう。
先に条件を決めることで、ブレずに転職先を選べるからです。
安易に転職先を選んでしまい失敗する危険性があります。
具体的には、下記の条件を決めておきましょう。
・給料
・休日
・残業
・キャリアプラン
・絶対に避けたい仕事・現場
できれば優先順位も決めておくと良いでしょう。転職先に迷ったときの判断材料になります。
大手や有名な企業に目が行きがちですが、自分と企業の接点を見つけ、「自分に合いそうだな」と思う企業のほうが、後々相性がいいことがありますので、絶対に譲れない条件以外は、広い視野で求人を探しましょう。
次に、求人情報を収集しましょう。
具体的には下記で情報収集すればOKです。
・転職サイト
・ハローワーク
・転職エージェント
・知人の紹介
・SNS
ここでは多めに求人情報を集めておき、後から絞っていくイメージです。
できれば10社くらいまで絞りましょう
応募する企業が決まったら、履歴書と職務経歴書を作成しましょう。
具体的には下記を記入していきます。
・志望動機
・自己PR
志望動機は、応募先の企業に対して「なぜこの会社の、この職種に応募したのか」を、
具体的な事例を織り混ぜながら記載すると良いでしょう。
自己PRは、「自分はどのように貢献ができるか」を記載する場です。
実務経験や保有資格は有効的に作用します。
施工管理は技術職なので、実務経験と保有資格で十分に自己PRになります。
また、複数の求人に同時に応募すると転職活動期間を短縮できます。
1社ずつ応募すると転職活動期間が長引くので、おすすめしません。
書類選考を通過したら面接です。
面接での注意点は下記のとおりです。
・スーツで行くこと
・ヒゲは剃る
・清潔感のある髪型
・面接の練習をすること
面接に慣れている人はいないので、面接の練習は必ずしてください。
最低でも下記はしっかり言えるようにしましょう。
・自己紹介
・志望動機
・自己PR
おすすめは、スマホで自分を撮影しながら練習することです。
面接官目線で自分を客観視できるので、悪いところに気づけて直せます。
内定が出たら、最終的にどこに転職するか決めましょう。
内定承諾までの期間は1週間が一般的です。
ただし、他の会社の選考が進んでいて内定を承諾できない場合は、事情を説明して少し待ってもらいましょう。
※内定承諾の保留は1週間くらいが限度です。
転職する会社が決まったら、入社手続きと退職手続きを同時進行していきましょう。
入社手続きは、転職先の会社の指示に従えばOKです。
退職手続きの手順は下記のとおりです。
1.直属の上司に退職の申し出
2.退職日の決定
3.引き継ぎ
4.退職
退職できるまでの期間は就業規則に記載されているので、事前に見ておくことをおすすめします。
施工管理の退職のタイミングは「現場が終わったとき」が一般的です。
なぜなら、現場の途中で引き継ぎするのが難しいからです。
そのため、現場が終わるタイミングから逆算して転職活動を始めましょう。
例えば、6月に現場が終わる予定であれば、3月くらいから転職活動を始めるイメージです。
また、退職させてもらえない可能性があれば、「この現場が終わったら退職します」というように、早めに退職を伝えておくのがコツです。
現場が忙しくて転職活動ができないなら、下記のように転職活動することも検討しましょう。
・有給消化しながらじっくり転職活動する
・退職してからじっくり転職活動する
ただし、退職してから転職活動するデメリットは「収入がなくなること」です。
※失業保険給付は退職から4ヶ月後なので。
先に退職する場合は、最低でも3ヶ月分の生活費を貯金しておく必要があります
以上、転職スケジュールを把握した上で転職活動を始めましょう。
コツは、逆算しながら行動することです。
今の現場が終わるタイミングから逆算していけば、転職に失敗しにくいです。
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